2020年3月13日、Googleアドセンスの審査に合格した。12日の20時ごろに申請し、13日の18時に合格のメールが届いた。これが2度目の申請で、受かればラッキーくらいの気持ちだったので正直驚いた。とりあえず合格したときの状況や、1度目の落選のときとの比較などを情報として残しておこうと思う。
1度目の落選のときのおさらい
最初にアドセンスに申請したのは3月1日だった。夜に申請し、翌日の早朝4時には落選していた。ブログの開設は2月9日、最初の記事を投稿したのは2月17日だったから、実質的な活動期間は2週間程度といったところだ。
申請したときの状況は以下のとおりである。
- 記事数→12
- 1記事あたりの平均文字数→約3000(最大5300、最小1500)
- アクセス数→約10
- プロフィール→なし(サイトの紹介ページに少しだけ書いてある)
- お問い合わせ→あり
- プライバシーポリシー→あり
- アフィリエイトリンク→なし
結果、「価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)」と言われて落選した。
合格したときの状況
次に合格した現在の状況である。上記のとおり3月13日に合格したので、ブログ開設からは1ヶ月強、最初の投稿からは1ヶ月弱という時期となる。
状況は以下のとおり。
- 記事数→17
- 1記事あたりの平均文字数→約3450(最大7350、最小1500)
- アクセス数→約300
- プロフィール→なし(サイトの紹介ページに少しだけ書いてある)
- お問い合わせ→あり
- プライバシーポリシー→あり
- アフィリエイトリンク→あり(?)
最後のアフィリエイトの(?)は、Amazonアソシエイトの審査に受かっていないけどリンクは貼ってある、という状態だからだ。ややこしいのでここには書かないが、以下の記事を読んでいただくと事情がわかる。
【Amazonアソシエイト】審査方法が変わった?180日以内に3つの適格販売とは?
記事数は5つと少し増えており、平均文字数も伸びている。1回目の落選のときに公開していた記事のいくつかはリライトして、なかには文字数が倍くらいになったものもある。ただし、半分以上はそのままなにも変えていない。
ちなみに、アクセス数が多少なりとも増えたのは、半分以上が上記のアソシエイトに関する記事のおかげである。プロフィールは作るつもりでいたのだが、結局面倒で作らないまま申請して合格となった。
「複製されたコンテンツ」から脱却はできたのか?
1回目の落選で「複製されたコンテンツ」と言われたため、コピペチェックというのをやったほうがいいのかと考え、Copy Content Detectorを使って、初めて投稿した記事を調べてみた。すると、なんと一致率92%と言われてしまった。ネット上のどこかに私とまったく同じようなことを書いている人がすでにいるというわけか。それは落ちて当然だと思った。
というわけで、リライトして、もう一度コピペチェックをした。今度は一致率85%だった。たいして変わっていない。しかし、これ以上どうしようもないし面倒くさいと思い、そのまま申請したら合格してしまった。
ほかの記事については調べていないが、いくつかは間違いなく高い一致率を示すものがあったと思う。コピペチェックツールによる一致率は気にしなくていいのか、あるいはべつの記事の独自性が認められたからOKだったのか、いずれにせよツールによってコピペのようだと判断される記事があっても、アドセンスの審査に合格することは可能なようである。
結局のところ審査基準は謎
「アドセンス合格のコツ!」というような記事がネットには本当にたくさんあるし、個々の体験によってそうした記事に書かれていることが否定される、ということも頻繁に起きている。結局のところ、アドセンスの審査基準は謎である。
以前と比べて審査が厳しくなったという話もよく見かけるが、以前の情報をまったく知らない私にはよくわからない。少なくとも、ほんの1ヶ月前まで「独自ドメインってなに?」「レンタルサーバーってなに?」と言っていた私がこうして合格できたのだから、だれにでもチャンスはあるのではないかと思う。
私はとくに専門性の高い記事が書けるわけではない。平均的な日本人より少しは小説を読んでいるから、それをおもな武器にしてなんとかブログを書いている。もちろん、本当に本を読んでいる人はえげつないくらい読んでいるので、私などは足もとにも及ばない。それに、小説の紹介や感想を書いているブログはすでに山のようにある。いまさら参入したところで、それこそ「複製されたコンテンツ」のような記事しか書けていないのではないか、という気がしている。
そんな状況の私でも、わりとあっさりアドセンスに合格できたので、もっとわかりやすい武器のある人はけっこう簡単に受かるのではないだろうか。武器のない人はどうすればいいんだ!と言われるかもしれないが、焦らないのであれば、いまからなにかを身につけるのでもいいと思う。その過程もまたブログの種になることだろう。
まとめ
というわけで、以上が私のGoogleアドセンス合格体験記である。
もしかしたら延々と受からない可能性もある、と戦々恐々としていたが、いまはちょっと拍子抜けした気分だ。もちろん素直にうれしい気持ちも大きい。そしてさっそく広告の貼り方がよくわからなくて戸惑っている。ここからがスタートというわけである。